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瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。島巡り編

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「瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。感想編」
の続きです。次は島巡り編です。

島の回り方として強く感じたのが、
"一日に何島も回るような強行プランだけは、
絶対に避けるべし!"ということです。

各島をフェリーで移動しなければいけませんし、
島内での移動手段は、バスや徒歩などに限られてしまいます。

フェリーの時間があるから一つの作品につき10分ね。
この作品を見て、はい次の作品、
あっ、やばいバスの時間だから5分で見なきゃ…

こんな時間にしばられたような見方は、
すごくもったいないし、なんか悲しいです。

瀬戸内国際芸術祭では、
「アート作品を見て楽しむ」のではなく、
「島をまるごと楽しむ」のが正解だと思います。

時間に余裕を持って、大きな島は
一日かけてゆっくり回ることをお勧めします。

作品だけじゃなくて、島の景色なんかも楽しめます。
特に、小豆島と豊島の景色は絶品です。

僕が実際に回ったのはこんな感じです。

23日:小豆島
24日:豊島
25日:男木島+女木島
26日:直島
27日:犬島+豊島の残り
28日:高松(ほぼ帰るだけ)

各島ごとの詳細は後ほど書きますが、
僕はこのくらいの時間で無駄なくしっかり回れました。

何度も繰り返しますが、"多くの島を広く浅く"よりも、
"一つの島を狭く深く"の方が、満足感が得られると思います。

最後に、島を回る上での注意点というか、
実際に行ったからこそわかることをいくつか。

・お盆を過ぎて、確実に人は減っているぽいぞ。
・大きな荷物はフェリー乗り場近くで預かってくれるぞ。
(たぶん全部の島で大丈夫だけど、お金は取られるぞ)
・意外に島内は歩いて回れるぞ。
・男女とも、一人旅の人は結構いるぞ。
・人数が多い場合、フェリーは増便を出してくれるぞ。
(ただし、積み残しになる場合もあるみたいだぞ)
・大型フェリーは快適だけど、高速旅客船はかなり揺れるぞ。

初めての一人旅だったですが、
途中で仲良くなった人と飲みに行ったり、
地元の人やスタッフの人と話したり…。

とても楽しく回ることができました。感謝。
10月あたりにもう一回行きたいな〜。

写真もたくさん撮ったので、後でアップします。
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by nounashihage | 2010-08-30 01:06 | 旅行

瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。感想編

"瀬戸内国際芸術祭2010"

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8月23〜28日、5泊6日で行ってきました。

それぞれの島ごとの感想は後ほど書きたいと思いますが、

・全体としての感想
・僕が実際に回ったプラン
・行ってきてわかったこと

まずはこのあたりをまとめたいと思います。

行ってきての率直な感想ですが、瀬戸内国際芸術祭、最高です。
気になっている方は、時間とお金が許すなら間違いなく行くべきです。

単なる芸術作品の鑑賞だけでなく、
島そのものを楽しむことができます。

ただ、島を回りながらずっと考えていたのが、
"そもそもこの芸術祭は、地元の人に受け入れられているのか?"
という疑問です。

"瀬戸内海の周辺の地域おこしをアートで行う"
ということが芸術祭の目的だと思いますが、
それを地元の方々は受け入れているのだろうか?

スタッフの方と少しだけ話すことができましたが、
やはり地元の方はいろいろな考え方を持っているようでした。

作品の近くで道を教えてくれたり、
僕が暑い中道を歩いていると気遣ってくれたり…。

一方で、普段は静かな離島に多くの観光客が訪れて、
困惑している方もきっといるんじゃないかなと。

いろいろ考えたのですが、
結論、僕らが僕らとして正しい行動をとること、
が、一番いいのかなぁと。

僕らはあくまでも旅行者で、
「おじゃまさせてもらってる」という感覚を持って、
謙虚な姿勢で島を回ること。

例えば、必ず自分から挨拶をするとか、
ゴミは持ち帰って島の景観は汚さないとか…。

まぁ当たり前のことなんですけどね。

それによって、例えば芸術祭反対派の人がいたとして、
「おっ、悪くないじゃん」と思ってもらえれば、
とてもいいことなんじゃないかなーと思います。

豊島のバスなんかは普段は走ってない上に、
無料で乗ることができます。

スタッフの方がいるから作品をいい状態で鑑賞できます。

いろんな方々がものすごい時間をかけて、
手間をかけてこの芸術祭が成り立っているのは間違いないです。

以上、感想編でした。
次は島巡り編です。
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by nounashihage | 2010-08-30 00:45 | 旅行

旅行の計画を立てるということ。②

先ほどの投稿を踏まえて整理すると、
概ね下記のようなポイントが浮かび上がってくると思う。

(1)状況を構成する要素をもれなく抽出すること。
(2)それぞれの要素の関連性を見いだすこと。
(3)要素の組み合わせを、可能な限り想定すること。
(4)最も重要視するポイントを整理すること。

例えば今回の旅行の計画で言うと、(1)の構成要素は、
「各展示が見られる時間帯」「島を見る順番」
「各島の滞在時間」「宿泊場所」「食事場所」
「各島間の移動時間」「フェリーの運航時間」
などが考えられる。

それを(2)の関連性という観点から考えると、例えば、
「宿泊場所」は「島を見る順番」に関わってくるし、
「滞在時間」は「移動時間」と関連している。

それぞれ関連度の度合いは異なるが、
大きく関連する項目を抽出するのがポイントだと思う。

関連性を見いだすと、考えが整理されやすくなる。

(3)は、とにかく数を出す作業だ。
考えに考えて、いくつもパターンを想定する。
※慣れると、少ない数でも考えられるようになると思う。

(4)は、考えたパターンを精査する作業だ。
明確な基準を持っていないと、ここでつまづく。

例えば僕の場合は、
"最も島を効率的にまわって、多くの展示を見ること"
を、一番のプライオリティに置いている。

だから、宿泊施設を選ぶ場合には、
「料理がおいしい」といった要素よりも、
「フェリー乗り場から近い」という要素を優先するわけです。

提案であれば、クライアントが最も重要視しているのは何なのか?
をあらかじめ明らかにしておくことが最重要だと思う。

最後の(4)が一番大きなポイントだと思います。
いかに軸を持って考えられるかどうか。

どんなに良い案を思いついたとしても、
それがズレていたら全然意味がないですからね。

ということで、思考方法って、
結構いろんなところでつながっているんじゃない?
というお話でした。

あぁ、早く旅行の計画立てなきゃ…。
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by nounashihage | 2010-08-16 02:31 | 仕事

旅行の計画を立てるということ。①

いま、来週の瀬戸内国際芸術祭に向けて、
旅行の計画を立てている最中です。

やってみて思うのだけど、
これってパズルを組み立てるみたいな作業だ。

どこのホテルに泊まろうか?
どの時間にフェリーに乗ろうか?
それぞれの島にどのくらい滞在しようか?

などなど…

書き出したらキリがないほど、
多くの要素を組み立てて計画を立てている。

どうすればもっと効率的にまわれるだろう?
一番よい宿泊場所ってどこだろう?

といったことを実現するために、
多くの要素を検討して、ベストなプランを組み立てていく。

とここまで書いて思ったけど、
やっぱり"パズルを組み立てる"よりも、
"提案を考える"という作業に似ている気がした。

なぜなら、旅行の計画を立てるという作業には、
"答えが一つじゃない"からだ。

いろんな人のいろんな状況によって、
きっと正解は変わってくるはず。

そう考えると、必ずきれいに組み上がるパズルより、
クライアントや与件によって内容が変わる提案の方が、
状況として近しいのではないか、と思います。

つまり、僕が今している思考は、
提案内容を考える際にも活かせるのではないか?ということ。

長くなりそうなので、次の投稿に続きます。
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by nounashihage | 2010-08-16 02:19 | 仕事

【このろくでもない、すばらしき世界。】今日のコピーvol.025

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☆今日のコピー☆
「このろくでもない、すばらしき世界。」
(SUNTORY/BOSS)

このBOSSのシリーズって、ほんとにすごい発想だと思います。
缶コーヒーのCMで、宇宙人って。

トミー・リー・ジョーンズの起用も、
思い切りがあってドキドキしますね。

このコピーの良いところは、
谷山雅計さんも本で言っていたけど、

"時代の空気感をとらえている"
ということだと思うんです。

このシリーズが出始めた2006年頃の日本って、
なんか色々なことが起きていた。

ライブドアのホリエモンが逮捕されたり、
総理大臣が小泉さんから安倍さんに変わったり。

BSE感染牛問題でアメリカからの牛肉輸入が止まったり、
W杯で中田が引退を表明したり。

って、まぁwikipediaで調べたんですが。

−2006年の日本−

この頃からだよなぁ、
誰が総理やっても一緒なんじゃないか、
みたいな感覚が生まれだしたのって。

それが2009年の政権交代にもつながっているんだろうな。
ちょっと横道にそれてしまいました。

よくわかんないんだけど、個人的な感覚として、
この時代ってなんか混沌としてた気がする。

どうなる日本?みたいな空気があった。
少なくとも僕は、当時そんなように感じていた記憶がある。

そんな時代だからこその、このコピーなんだろう。
ボディコピーの文章が、全てを表している気がする。

このボディは2007年となっているけど、
見事にその年に起こった出来事を表現していて、
楽しく読める内容になっている。

そう、ろくでもないんだよね、世の中って。
でもどこか、希望も持って人間は生きている。

いやなことばかりじゃないんだよね、きっと。
ろくでもないんだけど、どこかすばらしき世界でもある。

缶コーヒーでも飲んで、ちょっと一息つきたいね。
そんな、時代の空気感。

"時代の空気感をとらえる"

考えてできるものではなくて、
普段からしっかりと感度高く過ごしていないと、
こういった表現は出づらいのではないかと思います。

日常から意識高く、感度高く。
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by nounashihage | 2010-08-16 00:02 | 今日のコピー

【手紙のことを、英語ではメールという。でも、なんか違う。】今日のコピーvol.024

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☆今日のコピー☆
「手紙のことを、英語ではメールという。でも、なんか違う。」
(日本郵政グループ/富田安則)

郵便マークどーん!
ということで今日は日本郵政のコピーです。

このコピーで好きなのは、"なんか違う"という言葉です。
いい意味での違和感。

日本では、メールという言葉を聞くと、
多くの人が携帯のメールを思い浮かべるでしょう。

よく言われることだけど、
やっぱり手紙とメールって違うんですよね。

メールはすぐに届くしいつでも送れるメリットがあるけど、
無機質な文字からは、気持ちが伝わりにくい。

手紙はすぐには届かないし書くのに時間もかかるものだけど、
手書きの文字は、気持ちが伝わりやすい。

まぁ、そんなこたみんなわかってるんですよね。
誰でも、なんとなく感じてる。わかってる。

そのなんとなくわかっていることを、
改めて教えてくれているのがこのコピーだと思うんですよね。

それをどう表現したかと言うと、
英語での"手紙"を、日本語に訳したときの"メール"として、

言語上は正しくても、それってなんか違うよね、
ということを表現していると。

この"違和感"を表現するのってすごい難しいと思います。
うまい視点を持てるようになりたいです。

まぁ、英語で手紙はレターなんですがねw
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by nounashihage | 2010-08-15 01:40 | 今日のコピー

【いっかだんらん…へっていたのは、家族と過ごす時間でした。】今日のコピーvol.023

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☆今日のコピー☆
「いっかだんらん…
 へっていたのは、家族と過ごす時間でした。」
(新聞広告クリエーティブコンテスト/2007/中島史朗)

ビジュアルと合わせて、とてもおもしろい。
これ、たぶん「つ」の大きさ変わってないですよね。

「いっかだんらん」が「いつかだんらん」に変わってゆく様に、
家族の関わりが少なくなってゆく現代の家庭が表れていると思います。

単純にこの言葉の変化に気付いたこともおもしろいのですが、
「いつか」という言葉と、この文字の大きさが徐々に小さくなるビジュアル。

「家族で旅行でも行こうか」「いつかね」…
「家族でドライブでも行こうか」「いつかね」…
「家族でご飯でも食べに行こうか」「いつか、ね」…

こうやって、徐々に家族の距離が遠くなり、
一家団欒からも遠ざかっていく…

その描写を、文字の大きさだけで、
ものすごくリアルに表現されていると思います。

そう、なんだかすごいリアルなんですよね。

ユーモラスなんだけどイヤミがなく、メッセージ性が強い。
こんなシンプルな発想ができるようになりたいなぁ。
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by nounashihage | 2010-08-11 00:04 | 今日のコピー

【飲めない私に飲めなんて、飲めない要求です。】今日のコピーvol.022

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☆今日のコピー☆
「飲めない私に飲めなんて、飲めない要求です。」
(モデレーション・キャンペーン/SUNTORY)

2010年5月23日、朝日新聞に掲載された広告。

「酒は、なによりも、適量です。その正しいつき合い方を考えよう」
をテーマに、年間シリーズ新聞広告を行っているそうです。

このビジネスっぽさがいいですよね。
「飲めない要求」って言葉選びも、
なんとなくビジネス用語っぽい。

なんで今日はこのコピーかと言うと、
ちょうど直近で、イッキ飲みとか飲み放題とか、
禁止or制限すべき、という記事を読んだからです。

−「イッキ飲み」飲酒事故を誘引 WHO、飲み放題に規制検討も−


どうなんでしょう。
個人的には、飲み放題は肯定派です。

コミュニケーションとしてのお酒の存在は、
間違いなく大きなものがあると思うからです。

というか、飲み放題がなくなったからと言って、
イッキ飲みってなくならない気がするんです。

飲み放題が便利な理由は「予算管理がしやすい」とか、
「飲食代が抑えられる」とか、お金が関係することが多い。

ということは、飲み放題の代わりになる、
何かしらの別プランとかがすぐ出てくるんじゃないだろうか。

要は、ルールなんですよね。
ルールをいかに守るか。というか、守らせるか。

上の記事も、そんな感じで締めてますよね。

「飲み放題のメリットは残した上で、
イッキ飲みなどの暴飲行為や、
それに伴う飲酒事故をいかに防ぐかが課題となっている。」

で、コピーに戻ると、SUNTORYさんのこの活動も、
要は、そのための活動なんですよね。

ルールを守らせるためには、"飲む側"と、"飲ませる側"の、
両者の意識を変えなければならない。

このコピーはどちらかというと前者の意識に訴えていて、
「飲めないお酒はちゃんと断りましょうね」と、
言っている気がします。

断る勇気。
だって飲めないんだもの。

このコピーで、飲酒事故、事件が、
少しでも減ることを祈るばかりです。
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by nounashihage | 2010-08-09 22:02 | 今日のコピー

ということで、写真でも。

−最近の日常写真−

今日はせっかくカメラのコピーを取り上げましたので、
現像したFisheyeの写真でもアップします。

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自転車を買ったTOKYOBIKEがある根津の交差点。


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根津の交差点から、皇居横を抜けて銀座へ。


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池は汚いけれど、この色は嫌いじゃない。


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ここは見応えもあって好きです。


ということで。
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僕の相棒は、こいつです。
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by nounashihage | 2010-08-08 21:03 | 写真

【正面が、正しい面とは、限らない。】今日のコピーvol.021

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「new angle, new day〜私の視点〜」

☆今日のコピー☆
「正面が、正しい面とは、限らない。」
(new angle,new day/RICOH)

"正しい面"と書いて"正面"
正しいってなんなんでしょうね。

例えば正門って、正面の門ではあるかもしれないけど、
正しい門って言われると違う気がする。

正方形って、一番整った形ではあるかもしれないけど、
正しい形って言われると違う気がする。

要は、視点なんだと。

カメラを撮る楽しみって、
まさにこういう所なんだと思うんです。

人が見る視点と、カメラで撮る視点って、
同じようで実は全然違う。

新しい視点で、幅広い題材を見て、
いろいろな角度からとらえる。

フォトコンテストに応募を募るためのコピーですので、
写真を撮る人をの心を動かす言葉でなければいけない。

そういう意味で、写真を撮る楽しみ、
醍醐味をうまく表現していると思います。

写真って、いいですよね。
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by nounashihage | 2010-08-08 19:37 | 今日のコピー